この日はBeshamまで行こうと計画しておりました。
が、朝から雨…
とは言っても止まってるわけにいかないので、みんな雨装備を装着。
宿を出てちょっと登ればすぐ峠。
その後はThakotまで延々下りでした。
ちなみに、大西カメラが壊れ気味(レンズカバーが閉じない&曇る)だったので、雨がやむThakotまでは写真がありません…
延々下りだったんで楽チンでしたが、途中今回はじめての土砂崩れ現場に遭遇。
気持ちよく下っていると、なにやら前方に車の列が。
横っちょをかわしながら先頭まで行くと、周りの人が大声をあびながらでっかいトラックがゆっくりこっちに向かってくる。
んで、そのトラックの足元を見ると崖側の道が半分ほど削られてるではありませんか。
どうやら土砂崩れが起きたのは結構前で、今はなんとか車が通れるぐらいに修復されてるみたい。
しかし、道はまだこのトラックの重さと雨にどう考えても耐えられないだろうとしか思えないような頼りない状態。
まあ、トラックが通れるんだから自転車としては余裕ではありますが、
ここにいるのは危険だ
ということが誰の目にも明らかな現場だったので、向こうから続々と来るトラックの合間をぬって対岸へ。
対岸にもやはり車の列が出来てました。
そんなこともありましたが、無事Thakotまで下りてきました。
Thakotのでっかい橋でパスポートチェックを受け、先へ。
やっぱりちょっと写真が曇ってますね…
撮影後、パキスタンの兄さん2人組にビスケットをもらってしまう。
大人はええわぁ~
Thakotからはインダス川に沿って走ります。
で、噂に聞いていたとおり子供に石を投げられました。
崖の上にいる子供は必ずと言っていいほど投げてくる。
別にこちらに何を催促するでもなく、ただ喜声を張り上げて石を投げてきます。
最も酷かったのは、一度トラックに乗ってるやつから砂利を投げつけられた時。
クラヤに数十個の細かい石がヒット
このやろうがぁぁ
とキレるんですが、トラックはどんどん先に進んでしまって腹の虫が収まらない3人の日本人チャリダ―が取り残されるという…哀
しかし、明日もこの石の雨の中チャリをこぐのはたまらん!
ってことで、Beshamで対策を考えようということになりました。
しかし、今日はどんだけ石をなげられようがBeshamまでは行かねばならない…。
アップダウンの激しい道を、やっぱり石を投げられつつ3人は進んでいくのでした。
なんだかよく旅行記に乗ってるやつ。
写真をとるためにちょっと止まっただけなのにすぐ人がよってくる。
対するこっちはもはや対人恐怖症状態。
逃げるようにBeshamまでの道を急ぎます。
で、ついにBesham着。
泊まったのはParis Hotel。
エアコン壊れてるし停電してるし水は最初出ないし出たはいいけど泥水だし…で、全体的にどこがパリだよ!ってかんじでしたが、値段は650Rsでどっかの某ホテルの約半額。
地方に行くほど宿代が安くなるのはいいことです。
部屋で落ち着いた後、買い物へ。
辻ちゃんはパキスタン人に溶け込むため、民族衣装であるシャルワールカミースを購入。
他に、翌日の朝飯を購入。卵の揚げ物がうまそう…
よし、あとは明日の移動手段だ。
ということで、宿の駐車場にいたおじさんに明日Chilasまで運んでもらう約束をとりつけ、夕飯を食って就寝。
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現地人というには色が薄いようですね.
大西だったらなりきっていたか?
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大事なのはこころです。
ちなみに僕も目付近のホリが浅くてバレます。
なのでグラサンかけるとよりいい感じですね。
しかし、実際着てるとパキ人に大ウケなので、大いに価値ありでしたよ。