8/7 パキスタン合宿8日目

今日はまた朝から雨。

乾燥地帯じゃなかったんかい!

昨日もにわか雨にあったし、結局毎日どこかしらで雨にふられている気がする。。。

ともかく、昨日ここJaglotまでがんばったので、今日の走行距離はGilgitまで50km弱。

ホテルの門に外側から鍵を掛けられ、大声で、

出してクレー!

と叫んだ元気そのままに出発。いや~昨日がんばった割に元気だね、僕たち。

ところが、すぐ先のところでまたも土砂崩れ。

人と車が密集しており、ジープがなんとか土砂を乗り越えて進んでいるような状態。

こうなると自転車を担いでいかなければならない…

重いツーリング装備自転車をヨッコラショ、と肩に担いでたくましい歩行者達とともに土砂の上をトレッキング。

このときの土砂崩れ区間はなかなか長かったです。

下の写真はその区間ではないんだけれども、そこからすぐの土砂崩れ跡。

土砂崩れ連続

写真の場所に来るころには雨もだいたいやんで、軽快走行に。

ギルギットへの道

でも、なかなか晴れきらない。路面がぬれています。

ギルギットへの道2

川が削る地形。この川の先には氷河があるんでしょう、きっと。

対岸を見る

雨も完全に止んで、そろそろ晴れてきたか?ってところで大西またパンク。

小さなトゲみたいのが刺さってました。

パンク…

このあと、僕とクラヤの自転車はなぜかずーっとスローパンク状態に。

朝起きたら自転車に空気を入れるのが日課となりました。

以下の写真は同じ場所。

とりあえずギルギットへ

Gilgitまでは17kmだったかな?Khunjerabも近づいてきた。

山はだんだん白く

見えるピークも雪をかぶったものが多くなってきました。いいねぇ。

このパンクを直したあとはさして問題もなくGilgit到着。

Gilgitの町に入ってすぐ、今回の旅はじめてのサイクリストに遭遇。

彼の名前はヤーツェクさん。ポーランドの方です。

ちょうど僕らが泊まろうとしていた宿(New Tourist Cottage)に宿泊中だったため、宿の場所を教えてもらいました。

彼が駆るのはジャパニーズ・メジャーブランド、MIYATAの古い自転車。

そしてシマノ・メガレンジを強力に推す、メガレンジラヴァ-でありました。

他のは長旅ですぐ壊れちゃうけど、コレにしてからまだ1度も壊れてないんだ

だそうです。

ヤーツェクさんと

左から2人目、辻の隣にいるのがヤーツェクさん。

場所は、今回の旅で最も多くの夜を過ごすことになったNew Tourist Cottage。

日本人宿で、日本語の情報ノートとか、漫画や本がたくさんあります。

辻と大西はナウシカを読破。

これから行く風の谷のモデルとなった、とまことしやかに噂されているフンザに行くための予習♪

昼ご飯を食べる前についたので、部屋に荷物を運ぶとさっそく昼飯を食いにいく流れに。

情報ノートで見つけたラムザンホテルのレストランへ。

ラムザンホテル

ビーフカラヒ(一応カレーではない。けどカレー)がおいしいと書いてあったので、それのFULL(1kg)を注文。

このときは新鮮なおいしさを感じ、以後飽きるほど行きました。

旅の最後の方ではマジでカラヒに飽きてた…

腹ごしらえがすんだところで、今度は自転車屋&テント探し。

Gilgitの町にはガイドブックに載るほどの自転車屋があり、ひょっとしてシマノの純正品が手に入るんじゃないか、とさえ思われましたが、そんな希望は自転車屋の前に立った瞬間雲散霧消しました。

暗くて狭い店内。

店の前に並べられるパキスタンの自転車はみなきれいとは言いがたい。

パキスタンスタンダード

でもパキスタンにも変速機つきの自転車はあって、実際プーリーもある。

ということで英語のできない店の主人と、よってくるパキスタン人と我々で言葉の壁を乗り越え、何とか

ここにプーリーをつけてほしいんだッ!

ということを伝え、やってもらうと

ピッタリフィット!

アリガトーーー!!!

こうして第一の問題はすぐに片付きました。

一安心して今度はネットカフェに。

日本と交信。久々に現代文明を感じたのでした。

お次はテント。

コレは案外すぐ見つかる。

町のメイン通り沿いにいくつか登山用品店があり、2店舗目で見つけた中国製のテントを約5000円でゲット。

そこそこの大きさでそこそこの重さ。

5000円はチョイ高い気がするけど、まあ仕方ないです。何もいえない立場なんで。。。

8/7 パキスタン合宿8日目」への1件のフィードバック

  1. Hiro

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    たまにあるパキからの連絡がこんなにも別世界からとは・・・
    www世界に接続するだけで緊張しちゃいそうですね。

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