パキスタン合宿10日目8/9

朝飯は、昨日買っておいた食パンとオレンジジャム。

 

良い天気で、景色も素晴らしくツーリングの楽しさ満開。

今日が悪夢の一日になるとは知らず・・・・・

  橋を越えました

    でっかいでしょ~

そして、またまた川越え。

橋の渡った側がトンネルになっていました。

トンネルというより、洞窟で真っ暗なのに対向車が来るので、なかなかスリリング。

 ←こんなとこを車が通っちゃうんだから、ねぇ…

  暑いので、日陰で小休止

  見よ この大地を

     道は上る。それがカラコルムハイウェイ

     

ここに来て辻初パンク。

修理している間に、クラヤは先でトンデモナイことになっていた…

 

パンク修理中に対岸を一枚。

快調に30kmほど飛ばす。

しかしこの辺から、お腹がズキンズキンと痛みだしてくる。

まあ、痛いけどまだまだ走れるといった程度。

しかし、さらに進んでいると腹痛がピークに達する。

そう、恐れていた下痢がついに襲ってきたのである。

 

自転車を止めて、ティッシュ片手に道のわきへと入っていく。

こんな大自然を目の前に、するのは初めてである。しかし、その大自然を楽しむ余裕はどこにもない。

 放心状態の僕

しばらく経つと、大西と辻が合流。

なんとこいつらも下痢らしくて、皆でパキスタンの大地にこぞってマーキング。

大西から正露丸を貰うも効果なし。

僕はとても走る気力が出なかったが、二人を待たせすぎるのも悪いので、無理やり出発。

腹痛に、坂道上りが加わるという生き地獄。

  この橋の下でまたマーキング

↑ここは昼食をとったところ。とんでもなく暑かったので、ガソスタの小さな木陰で食べました。

二人からちぎれて、一人泣き言を言いながら、亀の速度で進む。 

脱水症状になっているのか、水が飲めない。  涙を流しながら進む。

そして、絶えられない腹痛になりダウン。 

(「ムリ。悪いけどムリ。」そう言って倒れこんだまま、彼は動かなくなってしまいました…)

まわりにはガキが群がっている。

いつまで休んでいるわけにもいかないので、また無理やり出発。

 

↓カーブを曲がるとラカプッシーが見えて、感動。

  

感情を殺し何も考えないようにして、ペダルを漕ぐ機械と化していると、ようやく尽きました。

ここはグルメットという小さな町で、雄大な山ラカプッシーのふもとにあります。

気候も涼しくて、肌寒いくらい。

   雪山 ラカプッシー



宿につくや、トイレにかけこむ。

だいぶお腹が楽になってくる。

 

    んー素晴らしい



夜はベランダで、お食事。

ここで出てきたオクラのカレーが美味で、みんなで沢山食べました。

夜は下痢止め飲んで、

下痢がなおってくれることを祈りながら、暖かい布団で寝ました。

パキスタン合宿10日目8/9」への3件のフィードバック

  1. にしみや

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    前の日記を読み返して気付いたが、辻ちゃんのサイドバッグ、オルトリーブじゃん。
    さすが。
    いよいよ、写真がすごいことになってきたね。
    旅に野ゲリはつきもの♪

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  2. 大西

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    やった後スッキリ爽快♪ならいいんですが、あの残便感は筆舌に尽くしがたいものがあります。
    辻ちゃんのサイドバッグはポーランド人にも誉められてました。
    ドイターは認知されてなかった…

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  3. たろー

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    風景は。
    トルコ組もピーピー言ってたよ。
    世界遺産まで来て尻を拭く葉っぱを探して歩いてる子もいたね、にしみや。

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