今日はついに旅の目的地、クンジュラブ峠に向かっちゃいます!
チャパティー、オムレット、チャイで朝食を済ませた後、荷造りをはじめる僕ら。
昨日大量に買い込んだ食料と水をガムテープを駆使しつつ載せまくる・・・
・・・・・・
・・・水だけで6kg重くなりましたよ。
MTBがフル装備になったところでホテルのオーナーに別れを告げます。
「これからクンジュラブに行きます。明日の夕方戻ってくるよ(たぶん)。」
MTB重てぇとか思いながら、10時ごろ町を出発。
check postを通過。
1000mアップを2日かけてやるんだから余裕だろう。
このときはそう思ってました。
にしても世界一標高の高い舗装の峠に向かってると思うとやっぱりテンションがあがっちゃいます。
大西先輩といっしょにえっちらおっちら進みます。
勾配もきつくないしいい感じ。
標高が高いところでは急勾配にしてしまうと車でもきついんだそうな。
蔵屋さんはいつも通り、先にいってました。
今回のツーリングは路面が荒れてるし、ずっと登りか下りだからくっついていこうという気にもなれないんです、
てかなにより苦しいし。
緑もだんだん少なくなってきた
岩山から出てる変な滝
まだ写真を撮るテンションの高さと体力的余裕があります。
ここらでちょうど標高3000mくらい。
ナショナルパークの看板があります。
1時間ほど漕いだのでここらでちょいと休憩・・・
風が強くなってきたし、止まってるときはもう3枚くらい着ないと寒いです。
恐るべし標高。
軍手を川に落としたところを大西先輩に激写される。
川が砂だらけだし、冷たい・・・
またしばらく走って、こーんな見晴らしのいいところで休憩。
いつの間にかお昼をまわってました。
昼食ということでしっかり食べます。
先に行った蔵屋さんはどこまで行ったのやら・・・
休憩を終えて走り出すと前方から一人サイクリストが!
・・・と思ったら蔵屋さんのMTBに乗ってるチェックポストのおっさんでした。
どうやらうちらはチェックポストのすぐ手前でご飯を食べてて、蔵屋さんはそこでずっと待ってたらしいです。
ここのチェックポストで峠に行くためにパスポートチェックをして4$支払います。
おっさんに話を聞くと、ナショナルパーク内ではテントを張っちゃダメらしい。
でもこの先にいくつかあるチェックポストではテントOKとのこと。
おっさんは親切なことに、うちらがテントを張れるようにと、この先のチェックポストの人に向けて手紙まで書いてくれました。
ありがとうおっさん!
おっさんは本当は23歳らしいけど、うちらの感覚ではどうみても三十路こえてます。
おっさんにお礼をいって、うちらは先を目指すのでした。
・・・・・・
ここまで登ると空気の薄さをびっしばっし感じます。
ギアも軽いし心拍数もあがってないのに・・・
あれ・・・?
・・・苦しい!
やばい!たすけて!笑
この息苦しさは走行中の車の窓を全開にするとかそんなもんじゃなかったです。
ペース自体は苦しくなるような速度じゃまったくないんです!
吸っても吸っても足りない感じ
夕方4時半ごろ、休憩。
思ったよりチェックポスト(いくつかあるうちの峠に一番近いやつ)が遠い・・・
だんだん不安になってきます。
疲れてきたし・・・
岩山に囲まれた荒涼とした景色の中にこんなきれいな場所がありました。
あまりにのどかだったので記念撮影。
(この後ろのほうにプレーリードッグに似た小動物がたくさんいます。)
16:50に再び出発
ここからが今回のツーリング中一番きつかった気がする・・・
息苦しさに加えて、一日の疲れのせいか環境のせいか、体がだるくて足に力が入りません。
頭もちょっと痛くなってきます。
・・・
それに手足の先が痺れてきました。これって標高のせいですかね?
そもそもこの標高になってくると視界はひらけてくるもんです。普通。日本では・・・
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だんだん暗くなってきちゃいました
気温も下がってきて3枚着こんでも寒い。
頭がぼ~っとしてしばらく何も考えられない状態でクランクを回します・・・
あ~からだがだるい・・・早く休みたい・・・
・・・
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・・・・・・・・・
(・・・チェックポストはまだなのか?・・・)
・・・・・・
(・・・ていうかチェックポストまでいく必要はあるのかな?・・・)
・・・
(・・・てかもうここでテント張っちゃっていんじゃないかな?・・・)
・・・
(・・・ここでもう横になりたいな・・・)
・・・
(・・・ねたい・・・)
もう本当に自転車を投げ出してその場で眠りにつきたかったです。
夕食とかテントとかこのときはどうでもよくなってました。
中途半端だけど続く
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チェックポスト(関門?)なんてものがあるんだねえ。
さあ、いよいよピーク取っちゃうよ(*´Д`)=з