今更ながら恐るべし台風9号

10月14日(日)
NZとフジパノとでずいぶんお久しぶりな感じの奥多摩。
ヒロタロー二人組で前から目を付けてたヨコスズ尾根を攻めることに。
ヨコスズ尾根は電車輪行だと奥多摩駅から遠いし高度が無駄になるので車で行くのが吉。
蕎麦粒山から回っていくのが常道らしいが、
今回は東日原に車を置いて小川谷林道を登っていくことにした。
酉谷1酉谷2
新鮮な日原の風景。
酉谷3酉谷4
岩でけぇえ!
林道登りきると道が分かれる。
七跳山に行くか酉谷に行くか。
道しるべに張り紙がしてあって「酉谷はヤバイことになってる」と書いてあったが
長沢背稜をより長く走れるので酉谷に行ってみる。
「ホントにダメなら引き返そう」とか言いながら。
酉谷5酉谷6
道が崩壊している。
酉谷7
橋が流失している。
酉谷8
この橋はかろうじて残っているが渡れないので…
script_ameba_vision_movie,http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=30s52qg75nW:bhac:Og:cf:z2vk6w/ex1VEQf7/xmLfiaWUNrEKPL:4BxF:4x:6S:gV9AxEhGoWdF_sWlJUdA7x&width=320&height=240&skin=gray
ジャブジャブ行く。
酉谷9
三又。
周囲360度を広葉樹に囲まれせせらぎに包まれたこの場所は、
都内屈指のマイナスイオンスポットと言えるだろう。
もう少しして紅葉になったら、もうどーしょーもなくキレイだろうな。
三又から先は沢に沿って行く。
場所によってはもはや沢登りに近いかもしれない。
ごん太の倒木が多く、チャリを持った身にはとても良い嫌がらせである。
酉谷0酉谷1
すげー登りにくい。
酉谷2酉谷3
すげー長い。
酉谷4酉谷5
すげー疲れる。
このコースは進むにつれて、「道はないことはない」から「道じゃない」に変わっていく。
もともと崩れやすい土地なんだろうけど、
今年の台風で輪を二乗で掛けてヒドイことになったらしい。
日暮れの早い今日この頃、おちおちしていられないが思ったようにペースが上がらず焦る。
チャリ担ぐ肩が疲れて何度も左右に担ぎ換えた。
酉谷6
やっと登りきって酉谷避難小屋。
やはりこれも台風のせいだろう、地盤が崩れて使用禁止になっていた。
水だけ汲んで立ち去る。
酉谷7
ようやく下れる。
しかし最初は疲れすぎててダメダメだった。
何でもないところで崖落ちしたり。
酉谷8
ここの道しるべにも「酉谷ヤバイ!」と張り紙が。
人の忠告は素直に聞くものだね。
酉谷9
霧が出てきた。
霧大好きなのでテンションがあがる。
酉谷0
道の両脇に美しい花が。
すかさず写真を撮る。
さっき調べたらコレ、かの有名なトリカブトらしい。
キレイな花には毒があるってか。
一杯水避難小屋から、お目当てのヨコスズ尾根DH。
ほぼ全乗れの高速コース。
だけどカメラ忘れたので動画はなし。(今回の写真動画は携帯で撮ったのよ)
カメラあったら逃げ惑う猿達を撮れたのに、残念。
NZではなめらかなコースばかり走ってたからどうかと思ってたけど、
奥多摩でもNZで得た技術を生かせたので安心した。
地図で見るコースタイムは
登り:東日原→酉谷避難小屋で5時間35分
下り:酉谷避難小屋→一杯水避難小屋→東日原で3時間40分
で計9時間15分。
今回の山サイでは登り下りに休憩時間込みで6時間だった。
異様に疲れたが
「山サイした!」という満足感はあった。(担ぎまくりだったせいかも)
直で七跳行ってたらもっと楽だったろうけど、三又周辺の超癒し系空間を楽しめたのでまぁ良し。
…「良し。」と言うにはあまりに大変な道だった気もするが…
やはり山サイは良い。
やはり奥多摩は良い。
これからの紅葉が楽しみだねー。
にほんブログ村 自転車ブログ MTBへ

今更ながら恐るべし台風9号」への3件のフィードバック

  1. hiro

    SECRET: 0
    PASS:
    覚悟と計画があっていけばもっと楽しいんじゃないかな?
    それにしても,俺はコレだけ登りに光が当てられたブログは過去にあっただろうか.それだけいい山だって事だw
    次回は酉谷山をとりたいなぁ~

    返信
  2. にしみや

    SECRET: 0
    PASS:
    確かに楽しかったけど、登りと下りのバランスが悪いよね。
    車使えば少しは違うのかな?
    それにしても凄い荒れ具合だ。

    返信

コメントをどうぞ