朝。
公衆浴場のおばちゃんの言ったとおりに普賢岳を見ることにした。
海抜0mの小浜温泉から700mの雲仙温泉までヒルクライム。
お山の情報館なる施設を発見。
普賢岳は如何にして見ると素敵かと問うと、
「やっぱり登って近くから見るべきです」との返答。
昨日からずーっと過酷な道へと導かれている気がする。
しかし、ここまで来たら行くしかない。
親切なことに、この施設では荷物預かりのサービスをしていた。
キャリアから荷を降ろし、身軽にさらなるヒルクライム。
駐車場で自転車を置いて、
足で登って仁田峠へ。
風が冷たい。
補給食に安売りしてたカステラを購入。
時間短縮のためロープウェイに乗った。
古くてオモチャみたいなロープウェイ。乗るのがちょっと怖い。
平成新山の猛々しい山肌。
ロープウェイから降りると妙見岳まではあっという間。
登る前に話は聞いてはいたが、本当に霧氷が付いていて驚いた。
東京を発ったときにはこんな光景を目の当たりにするとは考えもしていなかったなぁ。
ただ山を歩く、それだけで何だかとても心が弾む。
自分が真性の山中毒になっていることに気付いてハッとなった。
うーん、それにしても見事な霧氷だ。
国見分かれ・紅葉茶屋を経て、
普賢岳のトップ。1359m也。
この旅はツーリングにしては標高の変化が激しい気がする。
紅葉茶屋に引き返し、あざみ谷を下って仁田峠へ。
平成新山から東方向は噴火が作った激しい様相だが、
尾根を一つ挟んだこちら側には広葉樹が生い茂っているのが不思議だ。
秋にはそれはそれは美しい紅葉を見ることが出来るという。
時間がもったいないのでトレイルランニングっぽく下ったら
筋肉痛で翌日まともに歩けなかった。
下りには車輪がないとダメな体になっているらしい。
続く。
九州ツーリング⑥白い雲仙普賢岳
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