ネッカー川に沿って、南下した
春、土曜日、快晴
たしかに最高の自転車日和だったが
それにしてもドイツ人は自転車に乗りすぎだ
土日の荒川より密度が高かった
キャンプツーリングしてる奴だけ捕まえても夏の北海道の3倍くらいの密度だった
乗り手を見ると、まさに「老若男女」
お爺さんもお婆さんも
お父さんもお母さんも
お兄さんもお姉さんも
子供達も
およそ傾向というものがない
一方、乗り物にも傾向がない
きっとドイツでは、あらゆる種類の自転車が満遍なく売れているのだろう
MTBルック車の多さはちょっと意外だったな
日本には溢れているのにドイツで見ないのは、
イタリアメーカーと固定ギア
これらは不思議なくらい、見なかった
イタリア製品は欧州では売れないっていう噂は本当かもしれない
固定ギアは…まぁ郊外で乗るもんでもないから見なくても無理はないか
市街地から少し離れるだけで、
何とものんびりした風景になるのだった
丘の斜面に葡萄畑
日本にはあまり入ってこないけど、ワインも結構作ってるらしい
自転車道の脇に食堂あり
お腹が減ってたので入ってみる
客の大半は自転車で来てる様子だったが、みんなビール飲んでた
ドイツ人に対して抱いていた「厳格な人々」というイメージは一瞬で吹っ飛んだ
テレビではサッカーの中継
飯を食ってる間にシュトットガルトのチームが同点、逆転とゴールを2連発
店内は大盛況であった
午後9時ごろ、ようやく日が暮れてくる
川のほとりでハンモックを張って、キャンプ初日
たんぱく質はふんだんに摂取
ハムとチーズが安いのがありがたい
続く
南ドイツでツーリング2
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