いいかげん旅の記憶も感動も薄れてきたのでとっとと書いてしまう
ドナウ沿いを快走
あの尖塔がウルムの目印
さて
ウルムに着いてしまってからちょっと困った
帰りの飛行機までまる二日ある
まだちょっと走れる
けど、ウルムはフランクフルト行の特急に乗れるので便利
他の街に行ってしまうと帰りが不安だった
旅を続けたい欲求と
確実に帰国しなければならんという理性がぶつかり合う
結局、残り二日はウルム観光することに決めた
しかしこの日は宿を取らず、
ウルムで食料を大量に仕入れてからドナウを遡上
今宵が最後のゲルマンキャンプ!ということにした
チーズが安いのが素晴らしいことだと思う
日本のチーズは値段の根拠が分からない
翌日
街に入って早々、空港行き特急のチケットを予約
それから大聖堂の近くのホテルで部屋を確保
久しぶりの熱いシャワー
シャンプーしても泡が立たないw
久しぶりの柔らかいタオル
わーお、俺の髪ってこんなソフトでサラサラしてたっけ
などと感動しつつ頭をぐしゃぐしゃする
久しぶりの硬い壁やドア
なんて安心するんだろう
衣食住足りて礼節を知るとかいうけれど
衣…足りない、寒い
食…足りない、腹減った
住…どこで泊まるか分からない
と、3要素が欠落してた自分は礼節を知るどころか人間でもなかった気がする
宿を取って「住」を取り戻したら
心の緊張が解けたせいか、疲労がどっと押し寄せてきた
ベッドに倒れこみ、気絶したみたいに眠った
起きたら人間様だ
観光だ
見ごたえのある大聖堂
世界一高い尖塔
石積んで160mとかもうワケ分かんない
宗教って凄いわ
凄すぎ
中身もなかなか凄い
お昼に行ったらパイプオルガンがぼえーって言ってた
ウルムは他にも色々あるけど
あんまり観光地っぽくないところが良い
近くのイタリアンはなかなか美味しかった
翌朝、帰国の途に着いた
乗り込んだのは、ウルムからフランクフルト空港まで直行の特急
日本で例えるなら成田や関空から新幹線が出てるようなもので、とても便利
なんで日本もこういう風にできないのかな
インフルエンザで色々検問なんかもあったけど
まぁ無事に帰ってきました
というわけで
ドイツでも自転車はサイコーでした
次はMTBだな!
カナダ?それとも西海岸?
南ドイツでツーリング8
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