年越しラン@鷹之巣
12月31日この冬一番の寒さの中、オオニシさん、イトーさん、タニカワくん、ナガシマの4人は奥多摩に集合した。既にいつもの倍の量の荷物を背負っているメンバーはこれから始まるキツイ上りを思い浮かべ、浮かない表情を見せている。
ホリデー快速も大晦日となると空いており、ゆったりと奥多摩まで来ることができた。駅前の商店で鍋の具、酒、補給食を購入し、重たい荷物を担ぎ、鷹ノ巣へと走りだした。
遠くの方には灰色の雲が重たく山々を包み、若干の不安がよぎる。しかし、それにしても荷物が重すぎる。腰、そして股間にサドルが食い込みズキズキと痛む。時折、立ち漕ぎをしてサドルから尻を離し、痛みを紛らせながら走った。
幾つものトンネルを過ぎ、ようやくダムにまでたどり着いたが、雪がちらつき始めた。気温は4度である。寒い。林道からの上りは腰に負担がかかり、登山口にたどり着いたころには早くもへとへとになっていた。しかしここからさらに頂上まで二時間も登らなくてはならないのである。
登山道に入るとナガシマが早くも遅れをとる。ザックに自転車を取り付けて登ろうとしたが早くも挫けてしまった。しかも調子に乗って、餅だの缶詰だのをザックに放り込んだため、なかなかの重さになっている。結局他のメンバーとは一時間遅れで小屋に到着し、そのころには雪が積もり始めていた。
避難小屋にはすでに10人近くがおり、かなり窮屈感を覚えた。なんとかスペースを確保し、寒いので早速鍋の準備に取り掛かる。今回は味噌ちゃんこ鍋であった。体の芯から温まり、あとは酒でそれを保とうと試みる。室内では他のグループも鍋をやっており、良いにおいが漂っている。トイレのために外へ出ると積雪が10cm位になっていた。雪もやみ、月明かりが眩しいくらいであった。時折強い風が吹き、雪が巻き上げられると一瞬あたりが真っ白になり、辺りを包みこんだ。眼下には都心の夜景が広がり、静かに輝いていた。
近くにいたおじさん達を巻き込みながら、逆に巻き込まれながら歓談し、話と酒が尽きた所で就寝した。氷点下10℃近くになっており、寝袋に頭を押し込んで眠った。
明け方になると周りの騒がしさかから自然と目がさめた。しかし寒いためなかなか寝袋から這い出る気にはなれない。結局ギリギリまで寝袋の中で縮こまっていた。そして焦って鷹ノ巣山頂上を目指し、ギリギリで初日の出を見ることができた。
素晴らしい。眺めは最高で、遠くは江ノ島まで見ることができた。富士山もくっきり見え、霊峰富士の名にふさわしいオーラを放っていた。
下りはまき道で鷹ノ巣をパスしたが、雪道のため、えらい体力が消耗した。ようやく尾根道に出ると、タニカワ君が新年早々大前転をし、自転車ごと吹っ飛んだ。しかも肩と膝を岩に強打したため、ものすごい痛みを伴ったようである。しばらく動かなかったため、冷や汗をかいたが、幸い大事には至らなかった(と思う。精密検査を受けることを勧めた)。
下りでもまたもやナガシマが後れを取り、途切れ途切れなダウンヒルになってしまった。(申し訳ないです。)ともあれ、無事下山し、神社でお参りをし、近くの蕎麦屋でそばを頂いた。うまかった。そして疲れた…
WFR wishes you a happy new year!
ナガシマ
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あまりに寒くて風邪ひいてしまったよ…
強制寝正月、明日から仕事、うぎゃっ
なんだかナガシマに全てを背負わせてしまったようで申し訳ない。
そしてありがとう。
次回は内容物50Lぐらいで来ることをオススメしておこう。
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さむそ~
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初日の出拝めて、幸先がいいね
今年もガンガン走ってくださいな!
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次の日晴れて本当に良かったです。
確かに荷物は詰めすぎでした
0024さん お大事に…
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いっそインフルエンザになりたかった…