アフリカツーリング9

8月19日
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記
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 いよいよ高地とはお別れです。一気に高度を下げ、低地へと下ります。イリンガから少し進むと、両側の山が急に迫ってきて、谷間を走るようになりました。そして一気に数百メートルを下ります。道幅も狭くなり、峠道といった感じです。っと、そこに日の丸を発見。どうやら日本のODAで整備された道らしい。道路造ること、それも山間の道路と来たら日本の得意分野といってもいいのではないでしょうか。山深い日本に、縦横無尽に道路を通した技術は、世界に誇れるものであると思います。しかし、この道路、完成したのは2004年。つい6年前のことですが、何だかすでに路面はだいぶくたびれた感じになっています。ところどころに穴も開き、それがさらにえぐれて、崩壊をまねいています。結局、作りっぱなしで、メンテナンスが不十分のようです。
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↑ビタレモン、マラリア予防成分キニーネが入っているらしい
 低地に入るといかにもアフリカらしい風景になりました。バオバブの木、アカシア、そして動物園にいるようなヒヒがそこら辺をうろうろしています。そして土が紅い。夕日に照らされると赤みがまして辺りは紅色に染まります。
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 ちょうど人がいたので道を聞いてみました。が、心配になるくらいハイテンションな人でやたらと握手を求めてきます。別に悪意はなさそうでしたが、とにかく高額な宝くじでも当たったかのように異常な上機嫌ぶりでした。その人によれば、今日泊まる予定のンブユニまではあと15㌔くらいという返事が返ってきました。「あと15㌔か。余裕だな」と思ったのが間違えでした。いくら走ってもそれらしい町は現れません。20km走っても小さな村はあったものの、宿があるような町は現れず、次第に不安になってきました。ちょうど見つけた警官に尋ねるとンブユニはさらにここから20kmくらい先にあるというのです。時刻は4:30pm、あと1時間半は走れますが、宿探しは薄暗くなってからになりそうです。
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 5:45pm、日没前に何とかンブユニに到着するも、怪しげな宿ばっかり。一番マシそうな宿に入ったのですが、宿の人の目つきが怖かった(今思うとそうでもなかったかもしれないが、その時は尋常でないもののを感じ、緊張がピークに達したのです)。ふと、安宿は強盗とツルんでいる可能性がある、という情報を思い出しました。しかし他にはバラックのような宿しかなく、仕方なく泊まることにしました。窓無し、シャワー無し、トイレ共同で一人5000シリングも取られたです(2日前のマフィンガの「ヒルトン」と同じ)。完全にボラれているのは分かっているのですが、その時は、もう外は薄暗いし、疲れているし、緊張のせいか、なぜか言いなりになってしまったのでした。壊れかけたドアと鍵が尚更不安を煽ります。すでに緊張感MAXで厳戒態勢になってた僕らは異常にその場を警戒してしまい(特にナガシマが)、あらゆる手段を使って防犯対策をしました。例えば夜、寝込みを襲われてはいけないと思い、交代で睡眠をとることにしました。一人睡眠時間を5時間決め、一晩を交代で半分ずつ睡眠を取り、必ず一人が起きている状態を作りました。窓が無くカーテンもペラペラのが一枚しかないので外から中は丸見えなのです。隙を見せてはならないと思い、明りは付けたままにし、警戒に当たりました。途中で電気は消えてしまったので、カンテラを付けて、部屋を明るくして夜が明けるのを待ちました。
 
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続く

アフリカツーリング9」への2件のフィードバック

  1. SG

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    写真は大方アップしといたよー
    いやはや、9まで続いてもまだkidayiか、長いなあ

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  2. SG

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    写真は大方アップしといたよー
    いやはや、9まで続いてもまだkidayiか、長いなあ

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