アフリカツーリング11

8月21日
 今までで一番気持ちの良い朝を迎えました。メファキンの副作用もあまり感じられません。宿の主人にお弁当と次の町の宿への招待状を書いてもらいました。お礼を言い、ちょいと遅めの10:00頃出発しました。
 バオバブの谷といわれる道を行きました。確かに回りはバオバブはっかり。でも、とにかく乾燥がひどくて緑が全くありません。ちょうど道路は工事中のため未舗装部分が多く、大型トレーラーが通過するたびに砂嵐みたいになって、体中が粉っぽくなります。
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記 われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記 
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記
 ずっと下りが続くかと思いきや、予想は外れ山岳地帯を上っていくようになりました。それと同時に、マラリア予防薬の副作用が強くなり、吐き気、めまいが容赦なく襲ってきました。ただでさえもキツイ登りだったので、二人ともたまらず脚の回転をやめ、道端にうずくまりました。イトウ氏はお弁当を食べていましたが、ナガシマは完全に脱力したのと、吐き気の為に、しばらく動けませんでした(イトウ氏からアミノバイタルを頂く)。
 数十分休憩し、何とか再び走り出しました。それにしてもいつまで上りなのか、体調が悪いせいかえらく長く感じました。高地に比べると気温も高くなったし、少し蒸し暑くなってきました。
 突然視界が開けました。峠です。麓にはミクミの町、そしてその奥にはミクミ国立公園が広がっています。
 ささっと、お目当ての宿には入り、前の宿でキャンプを勧められたのこの日はテント泊をすることになりました。キャンプサイトがあると言われたので期待していましたが、ただのホテル内にある庭でした。でも一応紹介文まで書いてもらったので、そこに泊まることにしました。ホットシャワーが使えたのは良かったですが、コテージと食堂の間にある庭のため欧米系のサファリ客からジロジロ見られ、何だか落ち着きません。しかもテントを張っていたのは我々だけだったので、ホテル内ではひときは浮いた存在となってしまいました。
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記 われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記
われらがWFR ★ 早稲田大学山岳サイクリング部動画日記
危なそうな虫(アフリカでは危なそうな生き物はたいていは本当に危険とのこと)
続く

コメントをどうぞ