アフリカツーリング15

8月26日
 とうとうゴールが見えてきました。ダルエスサラームまで200kmチョイです。植生も随分変わり、ヤシの木など熱帯の植物が多くなってきました。人工密度も上がってきました。
 昼飯を食ったとき、我々はあることに気づいてしまいました。今まで一食4000tzsくらい払っていたのに、今日はなんと1000tzsで食べることができてしまったのです。ずっとダルエスサラームの値段で払ってきてしまったのだが、ローカル値段ではその4分の1で食べられてしまう。うわー。今頃になって気付くとは。自分の愚かさに気づくとともに、悔しさが込み上げてきた。今までは、観光客値段でったとして受け止めるべきか、それとも単にボッたくられていたのであろうか。
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 夕飯はバーみたいなところで、ポテトと焼肉を食べました。飲み物も頼みました。いくらするのだろう、と思っていたら、なんと二人で2300tzsでした。いくらなんでもこれは安すぎるでないかな?でも、お釣りはちゃんと帰ってきたし、店の人もどこかへ行ってしまいました。こんなに安いものかと思ってゲストハウスに戻ってくると、事件は起きました。
 
 バーの店主がゲストハウスまで追いかけて来たのです。話を聞くと2300tzsは飲み物代だけだったらしい(ビールを飲んでいたのでこれは妥当か)。そして追加で20000tzs払えと要求されました。
「ハァ?」
どうやら向こうはこっちが食い逃げしたと思っているらしい。店主は強引に20000tzsをイトウ氏の財布から抜き取ると、お札をこちらに向けてヒラヒラさせてイヤミったらしい笑みを浮かべている。
とりあえず「返せ!」と言ったが、当然そんな簡単に返してくれるはずもありません。説得を試みたが「NO!」の一点張り。
とうとう頭に来て、大声を上げた。ゲストハウスの廊下でしばらくギャーギャーやっていると、宿のオーナーがやった来ました。それを察したのか、奴は10000tzsを放り出して出て行きました。とりあえず半分だけ取替したけど、結局夕飯で12300tzsもとられてしまいました。
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タンザニアの会計事情は興味深い。会計台のようなものがないのです。お金を管理するもの、例えば何か箱みたいなものがあるわけでもなく、みんなポケットにお金を入れています。ゲストハウスで格子付きの事務所があっても、そこは使わず、やはりポケットからお釣りを出したりします。それも会計係のような人がいるわけでもなく、それそれ従業員が勝手に会計作業を済ませてしまっているのです(自分のポケットで!)。帳簿みたいのは付けているのでしょうか、そもそも売上はどうやって管理し把握しているのでしょうか。もちろん領収書なんかはありません。
今回の事件が起きたバーでも飲み物と食べ物は別々に払う仕組みだったらしいのです。摩訶不思議なり。
 
続く

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