2011年が終わろうとし、世間では紅白やら年越しそばやらで暖かい年末を過ごす人々が多い中、一部のWFR部員は例年の如く凍えながら年越しをしたのでした。やはりWFRはこうでなくてはいかん。
たにぽん、ひがしー、ぶりうちの三人が鷹ノ巣山で凍えているなか、わたくし長嶋も凍えておりました。
年越しツーリングです。
目的地は北海道。目指すは宗谷岬です。北海道を夏にツーリングする人は大勢いるでしょう。しかし、冬に北海道をツーリングした人はあまりいませんね。という事で、まだ見ぬ冬の北海道をツーリングして来ました。期間は12月24~1月3日。移動も含めて11日間の短い旅でしたが、予想を上回る厳しさで、なかなかツライものでした。
25日の午後、いつものように苫小牧に到着しました。思っていたほど寒くないのと、雪が無いことに少々戸惑いつつも上陸しました。しかしこの心の油断が後の私を苦しめることになったのです。
雄大な樽前山と苫小牧港
初日はウトナイ湖畔の道の駅に野宿。雪が無くて楽ちんです。
朝起きると真っ白に。でも積雪は3センチぐらいなのでまだまだ心に余裕がありました。が、走り始めて数分後・・・・・
吹雪に巻き込まれました(笑)
視界が100mありません!そんな中大型トラックが60km/phくらいでぶっ飛ばしていきます。そして路肩は完全に雪に埋もれ、自転車で進むことが困難になりました。この日は前進を早々と諦め、20kmくらい走った(押した)ところで宿を見つけて、泊まりました。初っ端から出端をくじかれた感じで参ってしまいました。
雪ヤバい。郵便局名に注目!@安平町
二日目の朝は吹雪でしたが、徐々に天気は回復し、晴れ間も見えてきました。上の写真には左側にエゾシカが見えます。
よりにも寄って今年は例年の三倍も雪が降ったそうな@岩見沢
道の駅周辺を彷徨っていると、お寺の住職さんがお堂に泊めてくれました。ありがとうございます。それにしてもこの積雪は凄いですねー。
水場の心配はありません。雪を溶かして水を作るのです。
本来は交通量の少ない3ケタ台の国道をツーリングする予定でしたが、除雪が追い付いていないらしく断念。幹線国道を進み、旭川へ立ち寄ります。
真っ白。
スパッツは必需品。
こういう道好き。
生姜ラーメン@旭川
排雪場。雪がうずたかく積まれていきます。写真ではブルドーザーが雪を押し上げています。
旭川までは交通量が多く、おまけにアイスバーンなので常に緊張しながら走っていました。ここまでは景色はともかく、何とかたどり着いたといった感じでした。ここまででまだ走り始めて3日ですが、もうお腹いっぱいです。つづく。
SHWALBE ICE SPIKER なかなかいい仕事をしてくれました。氷の上では一度も転んでません。
もうひとつの年越しラン 前篇
コメントをどうぞ