ベトナムツーリング part6

ひがしです。
ブログを書くのもずいぶん久しぶりな気がします。
最近ムービーメーカーの調子が悪くて動画編集できないので久しぶりのベトナム。
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day10 Dong Hoi~Dong Ha

テラウチフッカツでこの日も元気に漕ぎ出します。
序盤雨が多かったけどついにいい天気になってくれました。
この日はベトナム戦争時代にを南北に分けていた北緯17度線の非武装地帯DMZ(Demilitalized Zone)を通過していきます。名前の通り武装できない地帯なんだから戦いなんてなかったんだ…なんて思ってたら激戦区で地下トンネルでゲリラ戦なんかして今や立派な戦争遺跡。
道は少し遠回りになるけれども、国道1号線からちょっとそれて旧ホーチミン・ルートを選択した。ほんとなんでもかんでもホーチミンの名前がついてるんだな、ともちょっと思った。
ツーリングを行う前に下調べしていたら国1より交通量が少ないし景色いいし最高だなんて、期待期待。

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カラッと晴れた夏みたいな、超いい天気。

そもそもホーチミン・ルートとは、検問が厳しいDMZを避けて北ベトナムから南ベトナムへこっそり物資を運ぶためにジャングルの中切り開いて作られた道で、
南べトナムをアメリカ軍から解放しようとする南ベトナム解放民族戦線(通称ベトコン)へ大量の人殺し道具が運びこまれたという、凄惨な過去があるんです。(間違ってたらすみません・・・)
ホーチミン・ルートに気が付いたアメリカ軍が、それを破壊するために大量の枯葉剤を投入したため今でも木が生えなかったり、奇形児が生まれたり甚大な被害を残されています。
それゆえ、道路の脇でも慰霊碑を見ることが多かった。

当時こっそり物資を運ぶために使われていたのが
自転車
で、鉄パイプつけまくって頑丈にしまくって200kg以上の物資を積んでいたらしい。
火事場の馬鹿力っていうんですか、ちょっと考えられない量。
そんな自転車が歴史的に大活躍したルートを走れる、なんかいいですね。

思えば去年夏ツーリングで北海道の網走に行った時も、網走監獄の囚人を使って森を切り開いて道を作っていたし、
こう過酷な自然状況の下で人力で作り上げていった道が今でも残っているってすごい事ですね。
こういう歴史ある道にたくさん行ってみたいなぁ。お勧めルートがあればぜひ教えてください、行きます。

話が長くなりましたが
今のホーチミンルートはもちろん平和で、景色もとてもよく最高でした。
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快調に120km程突っ走って次の町ドンハについた。
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ホテルのおっちゃんがめっちゃいい人だった。今まではなかなか見つからずフォーばかりだったが、久しぶりに米(スチームドライス)を食べて感動して涙を流して眠った。(大げさ

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