ささのはさ~らさら七夕ラン@DAIBO

ひがしです。
今年から始まりました、毎年恒例の七夕ランの模様をお届けします。
七夕ランの概要とは
7月6日の夜に山でテントを張って天の川を眺めてかつ山サイ。
みたいな。
山サイなんて所詮天の川に比べたらおまけ程度です。

そんなわけで行ってきました
大菩薩嶺

7月6日(土)
Untitled
甲斐大和駅に集合。
なんか遅刻者がいたり人身事故があったりしてぐだったので一人で待ちぼうけ。その間に駅前のヤマザキショップ一押しのパイシューを食す。なんか評判良いそうです(自称)。ちなみにこの写真撮るためにサドルの上に置こうとしてバランス崩してシュークリームを地面に落としたという凄惨な過去があります(もちろん拾って食べました)。


いのぽすが到着したのでのんびり漕ぎ出す。最近彼は塗装にハマっているらしい。ステムをオレンジに塗っていたけどすぐ剥げてきていた。塗装って難しいね。
それにしても荷物が重い、ああ先が思いやられる。途中自販機がたくさんあるので水の心配もせずだらだら漕いでいける。アクエリアスうまー。

20130706_122226
途中で幹事長が追いついてきた。最近彼は登りにハマっているらしい。なんか速かった。
幹事長が来てペースアップ!と思いきや僕がメカトラ3連発をやらかす。
プーリーゲージが完全にひん曲がっている。
無理やりまげて直す。
何とかシングルスピード化を免れて変速できるようにする。
なんか満身創痍になってきた自転車。ああお金…。

それでも漕ぐしかないので漕いで行く。
2年前の合宿で来たなーって懐かしみながら。相変わらずダムでっかいなー。
なんやかんやで上日川峠に到着。
DSC03267

そっから20分ほど激坂の林道を登って本日の宿、福ちゃん荘に到着。
自然公園法でここともうちょい下の山小屋でしかテントが張れないそうなので、もうちょい上まで行きたかったけど断念。
Untitled
Untitled
プラム?すもも?なんか忘れたけど4個100円ととってもお安い。うまー
Untitled
ブランコがありました。完全に見透かされている…。
Untitled
そんなかんなでテント張って飯食ったらすることなくて寝た。
夜は天の川かと思いきや完全にガスっててまったく見えず。というかいつも完全に雲の中なのかな、常にウエッティーな感じでした。
七夕ラン崩壊!!!!!
20130706_171340
でもぽすいのの粋な計らいで自転車に短冊つけたりして遊んでました。

7/7
天の川ランは崩壊したので山サイに全力を尽くします。
4時に起床し飯をたべ水をたっぷり補給(ここが重要)。
5時出発。大菩薩峠を目指します。
DSC03275
大菩薩峠までの道もだいたい乗って行けます。つまり駅から峠まで全乗りできます。素晴らしあ。
ただもちろんダートなので朝っぱらから集中力を要する、どんどん体力が奪われていく…嗚呼。

DSC03292
DSC03288
記念撮影。なんか一人気合入ってました。峠は展望よくていいですね。

そこから石丸峠まで一部展望のいい道を担ぎ上げと七夕ランにふさわしい爽快な笹のダウンヒル!(最早無理やり七夕と関連付ける)
DSC03299
DSC03313

さあここからが本番、牛の寝ストリート。
そうです牛です。
七夕といえば織姫は機織りの美女、彦星は牛飼いの青年なんです。
こんな奇遇、やっぱり七夕ランならではですね。
この彦星ストリートは有名な道なのでかっとばし。かっと登り返し。かっとばし。
やっぱりサイコー
サイコーだと写真を撮ることを忘れるので写真がありません、あしからず。
今回は松姫峠を目指して下っていく。
なんか分岐いっぱいあったけど勘で行ったら着きました。看板も多いしね。

DSC03317
ぱぱぱっと着きました。まだ午前9時という驚異的な早さ。このころは元気だったなぁ。

だいぼ行くにあたってブログ色々調べていたら
牛の寝通りをどこまで延長できるのか検証してみた
みたいなのを発見して
これは負けてられないと思い
地図を見たら権現山まで行けそう!
これは行くしかないでしょ!

と思い、峠から先林道に入っていく。
下る、登る、下る、下る。
こんなに下っていいのかななんて思いながら地図開いたらすぐ登り。
途中分岐を折り返したり、道らしきもの伝って尾根道の登山道まで直登したり。
この時点でだいぶバテてきている…。登り返しがもう漕げない…でもなんかテラウチくん元気…始めは負けじと頑張ってたけどだんんだん彼元気だなぁって思って体力温存することにした。けど押して歩いても辛いし漕いでも辛いしザック重いしなにこの二重苦。

いくつかの峠を越えて麻生山を目指す。

この尾根道やばい。
超やばい。
登り返しがいくつもあるんだけど
下から見たら

絶壁。からの絶担ぎ降ろし。
DSC03325 DSC03319
もう体力がない。気力もない。心が複雑骨折してる。登りきる度にザック投げて寝転がる。ああ空が青い。
いのぽすもお疲れの様子。いのぽすは水もない。福ちゃん荘のおいしい水を分け与える。テラウチ君は元気に走り回ってる。あほかこいつすごいなこいつ。いつからこんなスタミナ系になったんだろう。ああ虫が集ってくる。

途中景色のいいピークだったり鏡のあるちょっと怖いピークだったり過ぎたけどその直下の担ぎ降ろしに当て場のない怒りを投げる。
これ自転車なくていいんじゃね、というか自転車なくても来なくていいんじゃね、と思ってしまった。
この尾根から途中いくつも尾根伝いに下界にエスケープできることは様々なブログで知っていたけど、噂の権現山だけを目指して歩く。というか押す。

ついに麻生山について昼飯。でもなんか疲れていて喉を通らない。でも食べる。
麻生山からはそこそこ下れたりする。でも権現山は麻生山より標高が高いんだ、こんな下りいらないから、頼むから標高落とさないでくれよ、と思うと下りもまったく楽しくない。
DSC03327
途中スポークも折れて満身創痍。

最後の激坂を気合で登って
ついに…ついに…
DSC03332
よく来てるのになんだろうこの達成感。達成感でお腹いっぱい。
20130707_140134
さすがにテラウチくんも疲れ切っている。僕に至っては死んでいる。

そこからは快適な権現ライド。
今回は尾根を完遂するという目的で用竹を目指す。
お疲れなのでまったり下る、けどテラウチ君はガンガン攻めていた。(ように見えた。)
さすが権現、サイコーである。
サイコーはお決まりの写真なしである。
最早七夕とか忘れ去っているのである。

DSC03335
無事下り終えて、上野原駅へ向かう。それにしても暑すぎる。この日は今年初の猛暑日だったとかなんとか。山にいった方が涼しいよみんな!
始めは甲斐大和から始まって、上野原で終わる。
それだけですげぇってなった。
アイスがおいしい。
炭酸ジュースもおいしい。
コンビニが涼しい。
嗚呼。

Untitled
二日目のルート。こう見ると真ん中の平らな所なんて漕ぎまくってぶっ飛ばしてしまえ!って思えるけど。
正直今までの山サイで断トツで辛かった。朝から夕方まで山に籠っていたのでもうお腹いっぱい。
あまりに辛かったので七夕ランで恒例化しても来年は悩む。。。
それはともかく標高1900m位ある大菩薩のポテンシャルエネルギーを、標高400mまでフルに使い切った。
ということで

WFRは大菩薩峠を制覇しました!!!

ってことでok?

ささのはさ~らさら七夕ラン@DAIBO」への4件のフィードバック

  1. longisland

    石丸から松姫までは行ったことがあったけどgngnまでmtbで縦走するとは…….

    俺も頑張らないと
    飛騨の山を開拓開拓!!!

    返信
    1. ひがし

      >ろんぐさん
      地形図みて行けそうだな、と思っていても実際行くとかなり激しかったりでまだまだ読みが甘いなって感じました。(というか読めないなって感じました。)

      岐阜といえば養老の滝のそばにある養老ランドが不気味で古臭くて見ていて面白かった記憶があります。

      返信

コメントをどうぞ