どうも~おばたです
イノウエくんと京都駅で別れその翌日、約半日の間京都を自由気ままに自転車で回りました
京都って市営バス使うよりも自転車の方が圧倒的にいいですね
自分のペースでまったりと漕げるし
自転車で漕ぐには最適な市街地の広さだし
満員のバスの中でもみくちゃになることもないし
案外バスと同じくらいの時間で目的地に着けるし
街並み・雰囲気を体で直に感じることができるし
順番が前後しますが、そのときのことを書きたいと思います(ツーリング主体ではなく観光主体なのであしからず…)
8/31(土) [深夜]
イノウエくんと別れた途端、夜だったこと、雨が降っていたこと、土地勘のない大都会に初めてひとりになったことなどから
強い不安と寂しさを覚える
やっぱり誰かいると心強いものなんだなぁと思う
さらに、寝床(雨が降っていたので今日はネットカフェ)が見つからない…
あった! かとおもうと駅前で自転車置き場がない…
うかつだった…
京都駅を出る前にきちっと調べておくべきだった…と悔やむ
調べていると自分が今いる地点から約7㎞先に手ごろな値段の寝床(ネカフェ)があるらしい!
しかし、精神的、体力的にキテたのでもっと近いところは無いかと探すが………ない。
疲れた体にムチを打ち7㎞先の寝床を目指す
ちょっとした坂道でもなぜか疲れる
地図上ではあとちょっとなのに全然見えてこない…果たして寝床など存在しているのか?地図の見間違いか?道を間違えたか?俺今迷子!???
強い不安が襲う
満身創痍でネカフェを目指す
そしてやっと寝床を発見!!!
ほっとしたので近くのコンビニで軽食を取り、寝床に向かう
寝床を確保し、一安心
疲れた体に食べ放題のアイスクリームが心に沁みる
野菜ジュースが沁みる
コーラが沁みる…
安心した私は気持ちよく眠りについた…
9/1(日)
目が覚める
今日は日曜日だ
観光地である京都は混むだろう
ただ、雨も降るらしいし混まないかもしれない
などと自問自答しながら寝床の制限時間いっぱいまで居座る
水筒をマンタンにし、
荷物整理を完了させ、外に出てみる
寝床を確保し、ちゃんと眠れたので昨日の強い不安等はほぼ払拭されていた
すがすがしい気分であった…
ど、土砂降りぃ…
雷も轟く
しかも、自分の場所からすぐ近くに雷が落ち、身構える
寿命が縮まったかと思うほどだった
本当は自転車で走りたくもない天候だが、寝床をでてしまったし、せっかくの時間がどんどん無くなってしまう
ので
レインスーツを着て出発する
今日の予定は、
1.嵐山に行くこと
2.下鴨神社に行くこと
だったので
まずは嵐山に向かうことにした
一度旅行で訪れて以来、嵐山の雰囲気が忘れられず、いろんな思いを馳せながら大雨の中を漕いで行く
3、40分漕いだところで見たことある風景が目の前に…
おおおおおおお
嵐山だああああああ!!!!
渡月橋だああああああああ!!!!
雨が降っていたからか、人が少ない
あぁ、次の日からは夏休みも終わり、大勢の人は普段の学生生活や社会生活に戻るのか、とふと思う
自分が大学生なのでそういうところには考えが至らなかった、9月いっぱい休みの自分には…
お恥ずかしい…
雨が降っていたおかげで、もやがかった何とも言えない空気に包まれる嵐山。
景色に感動していたら、雨がやむ
雨が止んだので、自転車も一緒に写すことにした
自転車の荷物を雨水から守るためゴミ袋でくるんでるのでなんだか見た目が。。。
でもあんまり気にしない
これらの写真は中洲側から撮影しました
お昼ご飯はこの嵐山戸隠というお店にした
こんぶだしが主の関西のおうどん、ミニとろろ丼、天ぷら、漬物でなんと1000円出しておつりがくる!
うんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
うどんが旨すぎて発狂しそうになる
とろろ丼も旨い
天ぷらもサクサクで旨くて発狂しそうになる
すると、店の通りの端に警察車両が停まる
店員さんのひそひそ話が聞こえる
「なんだろうね~」
「また撮影かね~」
よく、神田正輝と片平なぎさが渡月橋近くで推理を述べるドラマを見たことがあるので、
そういった類かなぁと思ったら、表が騒がしい
何かの催しだったらしい
大人、子供が入り混じって神輿を担いでいたので地域の祭りだろうか
神輿ではなく取材っぽいカメラを担ぐ人もいた
店を出て、奥の山々と渡月橋を一緒に写す
少しばかり涼しくて心地よい風が吹く
反対の岸からの写真
雨が止んで時間がたっていたので、もやもほとんど消えていた
心なしか、観光客の数も増えた気がする
この日の約2週間後、嵐山を流れる桂川の氾濫により、川沿いの旅館や食事処、お土産屋、公園などが大きな被害を被ったそうで、
テレビのニュースの画面から流れるその映像は、私が訪れた日に似ても似つかない状況だったと思うし、ただただ驚きました
あのあたりの食事処に行ったことがあったので、とても心配になりましたが
ニュースの生放送で店主が出てきて営業再開できそうですと言っていて内心ホッとしました
災害前のような嵐山に逸早く復旧することを願っています
いつの間にか晴れてきてなんかうれしくなってくる
でも蒸し暑くなってきてツライ・・・笑
嵐山を後にし、下鴨神社を目指す
途中、学問の神様がいる北野天満宮の前を通る
寄ろうかなぁと思ったが時間がなさそうなので今回は寄らないことに(泣)
下鴨神社がもう目と鼻の先、というところまで来ると何やら見覚えのある光景…
あ!
アニメけいおんのオープニングでキャラクターがぴょんぴょん飛び跳ねてた、あの飛び石じゃないか!
びっくりして写真に収める
私もぴょんぴょんしたかったが、雨上がりだったのか、川岸だったからか、蚊が多すぎて下に降りるのが億劫になったので下りなかった
すぐ近くなので颯爽と下鴨神社へ
長い砂利の参道
自転車を停め、100Mほど進むと…
でました! 世界遺産 下鴨神社!!!
色が鮮やか
落ち着いた雰囲気
そういえば、確か出雲大社にも君が代に出てくるさざれ石があったが、一体どういうことだったんだろう??
実はこの下鴨神社、夏にアニメで放送していた「有頂天家族」の舞台でもありまして、
それで立ち寄ったっていう節があります
下鴨神社を後にし、銭湯を目指す
日が沈み、ロマンティックな雰囲気がしてくる
納涼床とカップルを横目に軽快に走る
時間があれば(&天気が良ければ)伏見や宇治、(京アニショップに行きたかったなんて言えない)なんかも行きたかったなぁと思いつつ
そのまま京都駅へ
観光客にちらちら見られながら輪行を完了させる
自転車など、大荷物を抱えているため、迷惑がなるべく掛からないよう自由席の先頭車両(1両目)へ
良い場所を確保し、安心してひと眠りしようとした…その時!!
アナウンス「・・・5,6両目が東舞鶴行きとなります」
!!???!!?!?
回ってきた車掌さんに尋ねたところ、綾部駅で後方5,6両目が連結解除されて、その2両のみが東舞鶴に向かうらしいのだ
爪が甘かった…
なんということだ…
先頭車両から一番後方まで停車中のちょっとの時間の間に移動しなければならなくなった
動揺を隠しきれない…
綾部駅に着く前から荷物を整え、着いたと同時にえっちらほっちら6両目を目指す
背中には大きいバッグ、右肩には自転車、左腕にはサイドバッグ×2を持ち、変な歩き方をしているという、端から見れば異様な風貌だったと思う笑
5両目は指定席であったため、6両目の自由席まで距離が伸びてしまった
が、なんとかギリギリのところで乗換を完了させる
終電が近かったのでさすがに焦った…
そんなこんなで舞鶴に到着し、ふじ氏と合流することができたので
よかったよかった!
当初の目的も達成できたのでよかったよかった!
おしまい!
走行距離 38㎞