日本縦断ツーリング Part.3

こんばんは,藤原です。
夏休みのツーリング記事の続きを書いていきます。
ここから四国編。
四国路線図

4日目 8/6
場所は大分市。
朝の5時,突然誰かに起こされる。
どうやら温泉のロビーで寝てしまったらしい。
24時間営業だけど宿泊はだめらしいです。笑

すみませんでした。

さて,この日はフェリーターミナルのある佐賀関へ向かう。
1時間ほどですぐに到着。

いい天気!

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フェリーはやはりいいですね!

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さらば九州!

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こんにちは、四国!

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三崎港に到着。

ここから四国最西端の地をめざす。
愛媛にある細い細い半島です笑

フェリーからみた佐田岬半島
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ここから最先端まで1時間あれば着くだろうと思っていたら・・
なんと,ものすごい急坂のアップダウンが延々と続いていた・・
やっと坂を上りきったと思うとすぐに海面まで下りる、その繰り返し。
きっとドMにはたまらない場所だろう。(想像以上に辛かったw)

もちろん,高いところからの景色は抜群だった!!!

だが,岬まであと少しのところで・・
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おいおいおいおい・・
というわけで1時間ほど待機 笑

12時になってようやくここを抜ける。
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舗装路終点。ここからは徒歩で散策。

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深い森のなかを歩く。

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遊歩道
床にいる死にかけた蝉がいきなり襲ってくる!!!
心臓に悪いっす笑

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途中,海岸に出られる場所がある。
先ほど乗ったフェリーが奥に見える。

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海がとてもきれい。潜りたい!!!
(これがきっかけで,帰宅後にダイビングのライセンスを取ることに笑)

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佐田岬に到着。

四国最先端イェイ!!
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なかなか来ることのできない秘境に辿り着きました。

すこし休んで、折り返す。
フェリーターミナルの近くの「まりーな亭」で昼食。
ここは漁師の夫婦が経営しているお店だそうで、
名物の「じゃこ天」をいただく。

佐田岬フェリーターミナルを過ぎるとそこからはずっと登りと下り坂の繰り返し。
あつい・・
きつい・・・笑
標高はさほど高くないけれど本当に急坂しかない・・
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山脈縦走!?笑

肝心な「佐田岬メロディーライン」はほんの一部だった笑

夕方6時頃、なんとかして八幡浜に到着。
白浜温泉に立ち寄る。
なんとここの銭湯の洗い場には、熱湯と冷水の蛇口とケロリンの桶があるのみという!!
シャワーがない!!!笑
どうやって体を洗うの・・・・・????

ふと周りを見渡すと、みなさんケロリンを最大限活用しておりました笑
安くて面白い銭湯だったなあ。

温泉から上がって寝床を探す。
街に寝泊まりできそうな公園が見つからない・・
1時間ほど右往左往する。道の駅の横に芝生のフリースペースを見つける。
それなりに人が多い。
周囲に怪しまれながら自炊しました笑
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おやすみなさい。

4日目 101.0km
合計 479.6km

5日目 8/7
朝5時起床。すぐに片付けて出発。
コンビニでパンを食べる。
この日のメインは、「四万十川渓流下り」!!!

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ドキドキ!!!ドキドキ!!!

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なんだか調子がいい。ペダルが軽い。

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自他ともに認める「ド田舎!!!」

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ここで人生初ジョナサンを済ませる。

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高知県突入!!!
さあ、下ろう四万十川!!!

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ウオオオオオオ!!!!(全力疾走)

快適なリバーサイドツーリングでした。
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水が湧いてた。うまい。

四万十川をあっという間に下りきって四万十市中村に到着。
まだ4時でしたが早めに上がることに。

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この日の温泉。

なんだかやたらと暑い街だなと思ったら、
温泉内ですでに話題になっていました。
38.6℃でこの日に日本で最も暑かったらしい。
この数日後にこの町は日本の最高気温を塗り替えました笑

可愛いペリカンの水道がある公園で就寝。
ついでに洗濯もする。
プロテインを飲んで就寝。
おやすみなさい。

5日目 106.8km
合計  586.4km

6日目 8/8
5時起床。
この日は暑くなる前にたくさん進もうということで、朝食はカップ麺で適当に済ませる。
とてもあついです。笑

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軽めの峠越え。
あまりにも暑かったので、このあとホームセンターで冷えたアクエリアスを2L買ってその場で飲み干してしまう。それが原因でおなかを壊しました笑

この日は写真が少ないです。

途中、須崎のジョイフルで長めの休憩をとる。
復活!!!

とりあえず進めるだけ進もうということで、桂浜に到着。

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坂本龍馬「桂浜で、僕と握手!!」

港の眺望がとても良かった。
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進めるだけ進みます。

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涅槃!!

香美町(?)にある黒潮温泉に到着。
プロテインを飲んだ後、いつの間にかロビーで寝てしまいました。

6日目 142.1km
合計 728.5km

7日目 8/9
温泉の営業が0時までだったので、深夜に起こされる。
とりあえず近くのコンビニに行く。どうしよう。
この時逆境に立たされて、なぜか気分が高揚していた!!笑

今から寝床を探すには遅すぎる。
じゃあ、室戸岬で朝日を見よう!!!!
逆転の発想。勝利!!!

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早速漕ぎ出します。

頭にはヘッドライト、前後にライト。
それでも街灯のない道を走るのは、神経をすり減らされる。
やはりそれなりに疲れてしまい、田野駅前にあるベンチで仮眠をとる。(午前3時頃)
起きたのは1時間後。
ここで日の出に間に合わないことに気付く!!!(泣)

このまま漕いで、7時頃「海の駅とろむ」に到着。
お米を炊いて、味噌汁をかけて食べる。
疲れてしまったのでベンチで1時間仮眠。
後輪の空気がやたらと抜ける気がする。

室戸の市街地は本当に「陸の孤島」といった感じでした。

そして、室戸岬に到着!!!
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とにかく海が綺麗だった。秘境ですよね、ここ。

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いや、「恋人の聖地」だっ!!!!笑

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オンリーワンなのでセルフタイマーで記念撮影。
重い三脚持ってきたし、使わないとね。笑

室戸岬は本当にいい場所でした。
いざ、シーサイドツーリングへ!!
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謎の大仏。

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謎のオブジェクト。笑

平坦な道がずっと続いて、走りやすかった気がします。
四国西部が山だらけだったもので、本当にこちらは暑い中気持ちよく走れた。

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徳島県に突入。

このあたりから、後輪に異変があることに気付く。
なんだかタイヤが1回転するごとに衝撃がくるぞ・・・

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なんだこれは!!!!!笑

自転車を買ってからこの時まですでに5000kmほど走っていて、
ついに完全に消耗してしまったようです。

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まもなく、バースト。
仕方がないので日和佐の町までこのまま漕いで行きました。

絶望。何もかも終わったような気がして、ものすごい脱力感。
どうしようもないので、タイヤを求めてタイヤランドに尋ねてみる。
自転車用のタイヤは扱っていなかったが、ここの店主さんがものすごく心優しい方で、冷房の効いた部屋に案内されてその間に最寄りの自転車ショップを探してくださいました。
結局最寄りの自転車ショップは60km先の徳島市までいかないとないらしく、
その場で応急処置をしてくださいました。

タイヤの破れた部分に裏から車専用の大きなパッジを張り付けてみると、なんとか走行可能な状態に!!!
お礼をして55号線沿いを走り出す。
日和佐から次の町へ行く峠越えの途中、路肩にひとりの男性が立っていた。
なんと、タイヤランドでお世話になった店員さんでした!!
冷たいアクエリアスと、ユンケルの差し入れまで・・。
ここまで支えてもらって、何か恩返しはできるのでしょうか。

「峠はあと少しだぞ、日本縦断がんばれ!!」
そして男性は日和佐方面に戻っていきました。

目頭が熱くなる。
こんなにやさしい方が四国にいるのですね。
いてもたってもいられず、一度も休憩することなく徳島まで漕ぎ切った。
この原動力の8割は精神的な支え、2割はユンケルです笑

夜8時頃徳島に到着。
ご当地ラーメンを食べる。
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ここで温泉を探したのですが、1件目は閉店、2件目は営業時間が終わっていた。
ユンケルの効果も切れて、疲れがどっと出てきたので、市内のシャワー付きネットカフェに1泊。
ツーリングで最も走行距離の長い1日となりました。

7日目 205.9km
合計  934.4km

日本縦断ツーリング Part.3」への2件のフィードバック

  1. ふじわら

    そのように感じました!九州や本州と比べて、一人旅のしやすい場所だったと思います。

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