13日目 8/15
場所は富山市。朝5時半頃、セミの鳴き声で目覚める。
テントを張ったときは暗くて気付かなかったが、とてもきれいな公園だったようです。
日本海側を漕いでいきます。
県境。このあたりから坂が増える。
ここに短歌の石碑があった。
糸魚川出身の方だったのですね。
親不知の地名は、平氏が詠んだ歌と関係があるそうです。
さて、昼頃に糸魚川市街に到着。
糸魚川市と言えば・・・フォッサマグナミュージアム!!!
細い路地に入ってフォッサマグナミュージアムに向かうと、勾配が20パーセント近くあるような坂に遭って、仕方なく押して登ることに笑
フォッサマグナミュージアムは、フォッサマグナ自体の展示というよりも、地層から出てきた岩石や化石がメインとなっていた。あとはフォッサマグナを提唱したナウマン氏の伝記などもあった。この地域では翡翠が有名だそうです。
このあと、ガストで飲み放題のアクエリアスを大量に飲んで、上越市まで走って就寝。
13日目 145.6km
合計 1584.9km
14日目 8/16
天気は晴れ。上越市内の公園からスタート。
柏崎までは海沿いを走り、途中から116号線へ。
両端に水田が広がる。新潟らしい景色。
何も遮るものがなくて暑いが、時々涼しい風が吹く。
新潟に多いご当地コンビニ(?)のSAVE ONには48円のスティックアイスが売っているのです。休憩の度にお世話になった。
途中、目の前に1台の軽トラックが止まり、中から出てきたおばさんに話しかけられる。その方も夫婦でツーリングをしたことがあるそうで、四国を回った経験があるらしく、話が盛り上がる。すると突然お財布からお金を取り出して僕に差し出してきたので、僕は困惑してしまった。
「あなた、宗谷岬まで行くんでしょう、これで美味しいものでも食べて。」
「いや、僕なにもしてないですよ・・」
「あなたみたいな若者を私は応援したいの。」
「すみません・・・、ありがとうございます。」
なんだか本当に申し訳ないです、ありがとうございます。
この日は暑さにやられてしまい、写真が少ないです。笑
夕方ころ、新潟市に到着。好日山荘でガス官を買い足した。途中、近くに温泉がなかったので銭湯に行ってみた。ここで地元のおじさんと会話をして仲良くなる。定年退職前の仕事の話をしていただいたのですが、貨物を運ぶ仕事をしていて世界中を飛び回っていたとのこと。日本海のフェリーについてもいろいろと話を聞くことができた。そしてコンビニの話になり、SAVE ONの魅力について延々と語りながらジェットバスに浸かっていました。
「セブンイレブンやファミリーマートよりもな、新潟県民はSAVE ONを愛しているんや!!!!!パインジュースが美味しいから飲んでみ!!!」
激励されたあとに別れを告げて自転車で市街地に戻る。ちょうどお祭りの時期だったようで提灯が綺麗。
すると後ろから車が近付いてきて、声をかけられる。なんと銭湯で語り合ったおじさんでした。SAVE ONのパインジュースをわざわざ買って届けてくれたのです。
「SAVE ONのパインジュース飲んで、北海道まで頑張ってな!」
新潟県の方って旅人にやさしい。大好きです。
14日目 136.4km
合計 1721.3km
15日目 8/17
前日は充電のため快活クラブで1泊。
おかげで体も休まり、早朝からスタート。
日本海側に出て、海岸沿いの松林に沿って走る。おまけに追い風だったので快適でした。
雪対策万全。
(親鸞像です・・)
村上からは去年と同じ道をたどります。
前回は午前中でしたが、今回は午後だったのでまるで違った雰囲気でした。
足が残っていたので鶴岡市街まで進むことにしました。笑
途中で日が暮れてしまって、手元のライトを頼りに進む。なんとこの日は鶴岡市で大規模な花火大会がありました。偶然ですがちょうど辿り着いた露天風呂から見える角度にあって、途中から最後まで見てしまった。都会で人混みに紛れて見る花火大会よりも、風情があっていいなと個人的には思っています。
15日目 154.0km
合計 1875.3km
甦れ人間!!かっこいい笑
写真見てると夏の雰囲気が思い出されていいな~
かっこいいよね!この石碑!笑
雪が溶けたらたくさん走りましょー!!