一年生のsです。自転車を買ったのはツーリングの二週間前の超初心者です。
二日目の八雲〜豊浦の行程について書きたいと思います。
この日は天候に泣かされた一日でした。
天気予報ではずっと晴れのはずが、朝5時ごろにテントを叩く雨粒の音で起床。
うっかり外に置いておいた靴はずぶ濡れです。
雨雲レーダーを見てみると、なんと八雲だけピンポイントに雨雲が掛かっている。何という不運。
朝ごはんはご飯と豚汁。
質素な食事でもとにかく美味しい。空腹は最高の調味料です。
八雲から長万部までは右手に海を見ながら気持ちの良い海辺の道が続きます。
冷たい風が時折吹いてくるのと、一瞬雷のような光が見えることを気にしつつ、長万部まで風を切って進みました。
丁度長万部まで来て、ローソンで空腹に耐えかねておでんを頰張っていると、突然暗くなって雨が降って来ました。
今回のツーリングではスピードの都合で前半組と後半組の4人ずつに分かれて移動していたのですが、追いついて来た後半組は雨でずぶ濡れになっていました。
気を取り直して、長万部では特産のかにめしをいただきました。
とにかくカニがふんだんに乗っている。東京のケチな回転寿司屋とは大違いです。
駅弁が温かいまま出て来たような感じで、とても美味しく、あっという間に平らげてしまいました。
かにめしを食べている間に雨は止み、再び豊浦に向けて出発です。
ここまでずっと続いて来た砂浜が終わり、切り立った崖が海に突き出しています。崖に張り付いて進むわけにはいかないので、一旦海岸から離れて、峠を越えて行きます。
ここの峠はかなり辛かった。
ただ、下りの風を切る感覚はクセになるほど気持ち良かった!
途中礼文で寄り道して、カムイチャシ史跡公園の展望台に行きました。
チャシというのは昔のアイヌの砦のようなもので、海に突き出した岬にあって陸側に堀を切った、原始的なお城です。
長い長い階段を登って展望台に着きます。
ここからもう一つ峠を越え、目的地の豊浦キャンプ場に到着。
ここは隣に大きな温泉あり(レストランまでついている)、セイコーマートも近くにあり、の素晴らしいキャンプ場です。
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