こんにちは
今回は、合宿の幹事を努めさせて頂いたスズキがブログを執筆させていただきます。
2018年度の春の追い出し合宿では2人の卒業生を送り出しました!やまださんとまえやまさんにとって現役生時代最後の活動として、最高の思い出であることを願います。
合宿初日の3月16日、そう、この日は全国民の生活に必ず関わってくる出来事が起こる日ー全国的鉄道ダイヤ改正初日ーである。それを知らずにノコノコと出てきた僕たちは道中見慣れない顔に出会った。
なんとメタリックな弾丸が線路上を疾走しているではないか!
意に反して我々学生はコスパを最も重視し、普通電車で秩父へ向かいました。
そして降り立った駅ー芦ヶ久保にはコンビニがない事に気づいた我々、駅に隣接する道の駅でお昼を調達すると同時に秩父名物「みそポテト」を頬張る。
グルメもWFRの活動の一環なんだなーって改めて実感した。
〜山〜
登り始めはあしがくぼ果樹公園村。ヒト気がない果樹園を登っていくと左側にだだっ広い広場が見えてきた
横瀬町農村公園というところではっちゃける大学生たち
その後2時間ほど登り続けやっと本日の頂点、M山山頂に!
初めて登ったM山、いざ下って見ると道は「広く、急すぎず、階段も設置されていない」の贅沢三点セット!稀に見る当たりコースを引き当てたのであった。
最近アクションカムデビューしたスズキ。最高の下りを撮れたと思いきや何かの手違いで全てスローモーションでしか撮れていなかった(涙)。(登山時と同じスピードで下る映像のどこが面白い)と、心の中で自分を責めている私がいた。
果樹園までは初心者でも十分自力で走れるコースのあと、横瀬の町まで降りるルートの後半に入った。
そこは所々階段があり大きめな石がゴロゴロ転がっている中〜上級者向けのコースになっていた。今回は経験者で来ていてそれぞれ楽しめていたが、来年度新入生をここに連れてこられるのか少し心配になった。
〜宿〜
宿に向かう途中、現役一行は思いもしなかったハプニングに出くわした。宿までの最短ルート上にある荒川を渡る一本の橋が全面通行止になっていたのである。結果的の3〜4キロ離れた迂回路を通って宿に向かわなければならなかった。もしこの日、自転車ではなく徒歩でこのような状況に出くわしたら本当にたまったものではないですね。でも、我々が日々安全に橋を利用できるのも定期的にこういった補修作業があってこそだと思えば感謝するべきだと思う。
宿に到着してOBの方々も出揃った後、そこには思いの外豪華な夕食が食卓を埋め尽くしてた。
次の日の朝、私たちは窓に映る桃の花を横目に清々しい朝を迎えた。
しかし、その後に朝食の席でテレビから不穏な言葉を耳にした。
「南下した寒気の影響で関東から関西にかけて午後から雨が降るでしょう」
雨のひのサイクリング、増しては山中を駆け抜けるなどもっともあってはならない事だ。でもせっかく秩父に来た私たち、どこかしら走らなければならない使命感に駆られ、午前中で完走できそうな短いコースを探した。そして、秩父西部にあるJ山に決定した。
合宿に来てくださった会員、OBのみなさまとの集合写真。お忙しい中ご参加誠に有難うございました。
〜山〜
この日登ったJ山、頂上には数世紀前に建てられた山城の土台が遺されており今までの登山で目にしてきた山頂の構造物では初めて見るものであった。
ただ、城が建つことだけあってか、下りの尾根道は両側が急斜面、延々と続く急な斜面、なんどもある突然の切り返し、尾根のど真ん中に生える数々の大木、足の踏み場に迷う巨石、延々と続く崖を下るような階段…等々。確かにこの険しい地形は城の攻防に非常に有利ではあるかもしれない。その厳しい地形は敵軍にも、我々自転車乗りにも全く容赦ありませんでした。
〜帰〜
今時珍しい硬券切符(偶然自動券売機が調整中だった為運よく手に入れた)
その後、秩父鉄道に乗車し、現役一向は西武秩父駅に隣接するフードコートで秩父名物わらじカツを堪能しました。
ゆっくりと昼食を楽しんでいる最中、なにやら周りが騒々しくなってきた。
なんと窓ガラス越しに大粒の雨が降っているではないか!
この時安心とともにある確信が生まれた、『現役の誰かが晴れ男だ』ということが。
改めて、この度ご参加くださいました皆様、お疲れさまでした!
スズキ(カモシカ先輩)
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