8/19
6人すし詰めの夜を過ごし、次の朝、6時起き、軽い朝食を済ませさっさと富士山方面に向かった。
(1人平均2畳はまだ人道的であろう)
好き放題詰められるハイエースに乗り込む。これはあくまでも機材運搬+搬入搬出人員輸送である。
たどり着くまで車じゃないと考えられない厳しい登りを経て、私含め新入生にとっては初めてのふじてんの地に足を下ろす。
出発前にコインパーキングの支払いトラブルに会い出発が遅れた為到着は午前10時になってしまった上、当日13時から雨が降り始める予報が出た為、一日券ではなく3時間券を購入しコースに挑んだ。
1年のAくん
走りやスィー
今回は予報通り12時から降り始め、13時には本降りになっていた。
惜しみながらも13時にふじてんを離れ、昼食を食べに下山した。
本来ならばご当地で有名な吉田うどんが食べたかったが、最初に向かった店が定休日であったことに加え、全員の空腹が限界に来ていた為、全国どこにでもあるラーメンチェーン「幸楽苑」で済ませた。
安定の美味しさ!
その後、余った時間を利用し富士山近辺のドライブを楽しんだ。
行き先はこれから11月に予定されるWFR50周年記念ラン(秋合宿)開催予定地の山中湖である。
砂浜があることから水界を海と錯覚しまい、そこに浮かぶ白鳥に違和感しか覚えない。
その地で特に何かしたわけでもなく、その日は帰途に就いた。
8/20
この日はふじてんよりさらに遠く、更にテクニカルで、更に楽しい富士見パノラマへ行く日だ。
依然消えない雨予報に心配しつつも富士見へ向かった。
私にとっても今年初の富士見で初級コースを走ってみて気づいたことがある。以前の気持ちよく飛ばせるコースが閉鎖され、細くフィーチャーがあまりないとっさで開いた感があるコースに変更されていた。
昨日の楽しいコースに慣れてしまったせいか富士見がヤケに難しく感じる。
その後、14時を回った時、コース上部を中心に激しい雨に襲われ、たまたまそのタイミングに出くわしてしまった私は泥水の渓流と化したコースを延々と降ったのであった。
たとえ減速しても尚大量の泥水がタイヤで巻き上がり、下山した頃に二人は見るにも絶えない姿になっていた。
靴の防水機能が仇となり上部から侵入してきた水が捌けずタプタプに水を蓄えていたことが印象に残る。
同じ処遇に合ったKくん
(富士見写真少なくて申し訳ないです)
と、
同じ頃、運よく土砂降りを免れ、ダウンヒルコースの味をしめたOくんはWFRのハードテイルじゃ物足りなくなったようで、なんと!バイクショップのダウンヒルバイクを借りてきたではありませんか!
ずぶ濡れになったカモシカとKくんを横目に堂々とゴンドラ乗り場に消えていく彼の姿が輝かしかった。
その日の激しい雨はそれっきりで、その後16時まで富士見で一方は遊びに、もう一方服を乾かし、のどかな昼下がりの時間を過ごした。
カモシカ