山サイ強化週間 8/15~8/20

今年も年々気温が上がっているように感じる夏が始まり、暑さで頭がやられたのか「夏休み中一週間連続で山サイに行こう」と狂った発想をした事をきっかけに、WFRに新たな活動種目が生まれたのであった。

「山サイ強化週間」である。

IMG_7453
以上が今回の山サイ強化週間のスケジュールになる。

本編では8/15~8/18の4日間の記事になります。

本題に入る前に、山サイ強化週間をこの特定期間に設けた経緯について話そう。
カモシカは早稻田に入る以前からMTBをやっていて、高校時代にはいつも共にMTBを乗り回していた親友がいた。その彼が夏休みの間一週間来日する事が決定し、私は彼の鈍りきったであろう体を叩き直すべくその一週間毎日山サイに連れ回そうと決めたのであった。

8/15
この日は飯能の加治丘陵に行くつもりが朝からの雨で中止となった。WFR参加者がいなかった次の日の梅の木を潰して加治丘陵を移すことにした。

8/16
この日は早朝に降ったが集合時にはすでに止み、私、Kくん(お客さん)、新入生のAくんとSくんで雨上がりのビチャビチャな林を駆け巡った。
雨が降った後でも案外走りやすかったので、これから始まる地獄の一週間の導入としてはよかったと思う。

※はしゃぎ過ぎて写真撮り忘れました※

新入生とは1週目で別れ、”一週間全通チーム”はもう一周別ルートで回った。

8/17
ジリジリと照りつける太陽の中、私とKくんとの間で昔生まれた言葉「MTP」(=Mountain Pushing)、を秩父の山奥でしながら1日が始まった。

Kくんにとって久しぶりの運動であった昨日の山サイの疲れのせいか寝坊してしまい開始時刻が遅くなってしまった。だが、そのおかげで登山者のピークから外れることとなり、一山丸々貸し切った状態で楽しむことができた。

IMG_9551

前回の春合宿で開拓したルートは依然走りやすく、前半のハイスピードセクションと後半の段差セクションの乗車率95%の優良コースであった(※個人差あり)。

IMG_9554
最後はヘトヘトになりながら帰りの電車を待った。

8/18
この日はWFRお馴染みのgngn山に行った。この日は午後から雨が降る予報が出ていながらも山の中は木々で遮られあまり激しくは降らないであろうと軽率な考えで登り始めた。
夏場なので汗の量も尋常じゃない程出た。ボトル1本しか持ってこなかったKくんは半分まで登ったところで水が枯渇してしまい、カモのハイドレーションパックから水をもらいながら登り続けた。2.5リットルと大きめのパックを買ったのもこのことを想定してのことである。頂上に着く頃には重力任せで出ていた水もとうとう出なくなり、自分も力一杯吸わなければ出てこない状態まで水が減った(これ程とは想定外だった)。今度買うときは3リットルにしなければならないのか?

頂上に着く頃にはすでに午後3時頃になっていて、不吉な予感しか匂わせないぶあつい雨雲が頭上に立ち込めていた。

IMG_9558
gngnの林の中は今まで見たことのないほど暗かった。

真っ暗な山道はダウンヒルによる興奮よりも恐怖心を煽る。

バス停方面の標識が見えてきた頃には先ほどまで感じていた小雨が既に大粒の雨に変化していて、メガネかけのカモシカは朦朧となる視界の中山を駆けていった。

下界アスファルトが見えてきた頃にはあたりは土砂降りで数時間後も止みそうでないことから雨の中駅へ向かって進んだ…が、大通りを降っている途中ピタリと雨が止み日差しまで照ってきたではありませんか!
また今回も天気予報の雨雲レーダーに騙されてしまった。

この日の夜はこの後2日間かけて行われるフジてん遠征に備えての大お泊まり会になった。
(1暮らしのアパートに6人が寝泊まる狂気の沙汰であった)

カモシカ

コメントをどうぞ