What is WFR?

What is WFR?

ロードバイクやクロスバイクが脚光を浴びる昨今。街中にはカッコイイロードバイクやロードレーサーたちが疾走とコンクリートジャングルの中を走りぬけてゆきます。また郊外の峠ではヒルクライムを楽しむサイクリストを見かけることも多いのではないでしょうか。
しかし我々WFRが主な活動ジャンルとしているのはこのようなものではありません。私たちが主に活動するのは「山」です。えっ!自転車で山?ピンと来ないかもしれませんが、我々は自転車で山道を走る=山岳サイクリングを主な活動ジャンルとしている集団なのです。使用する自転車は、「マウンテンバイク」といい、山道走行のために作られた頑丈なものを使用しています。活動は主に週末を利用し、長期休暇中はツーリングにも出かけますよ!
理工山岳自転車部(WFR)は創部50年という長い歴史を持っています。しかしサークルの雰囲気は自由そのもの。すべての活動は自由参加で、規則、規律などはほとんどありません。「部」という語がサークル名についていますが、体育会所属の部活動ではありません。またいわゆる体育会系のノリのサークルでもありません。自転車を楽しむことを第一に、部員それぞれが自由気ままに活動しています。

活動紹介

・山岳サイクリング(山サイ)
WFRの中心的な活動です。自転車で山の中を走ります。基本的には日帰りで、東京近郊の山々(主に奥多摩山域)を走っています。具体的説明すると、やまの頂上まで登山道を自転車を担いで登り、尾根道を自転車を使って下ります。海外ではTrail Rideというジャンルに分類されるのかもしれません。はじめは山道は乗りづらくキツく感じるかもしれませんが、だんだん慣れてくると、リズミカルに乗れるようになり、楽しくなってきます。
春夏秋冬季節ごとに山の風景も変化し飽きることはありません。開けた稜線、鬱蒼とした木立、涼しげな沢沿いをサイクリングするのは爽快ですよ。また頂上で食べる弁当も最高です。東京近郊は冬でもあまり雪が積もらないので一年を通してこの山岳サイクリングを楽しんでいます。

・ツーリング
WFRは山岳サイクリングのほかにツーリングにも出かけます。キャンプ用具を荷台にくくりつけ約2週間、キャンプしながらツーリングします。ツーリングの醍醐味は何と言っても、温泉とうまいメシです。昼は地元の味を楽しみ、夕方には疲れた体を癒す為に温泉へ(これが最高なんです)。夕食は自炊していろんなものを作ります。基本的には野宿旅で、
たまにキャンプ場などに泊まりながら旅をします。自転車のスピードは速すぎず遅すぎず、
現地の雰囲気を感じるには最適です。また出発点から自力でこぎ、終着点までが一条の轍で繋がっていることを考えると、何ともいえぬ感動を感じます。夏ツーリングではみんな日焼けで真っ黒になり、春ツーリングでは寒さに鍛えられながら、目的地に向かって走ります。

年間予定

4月 体験ラン
新入生を連れて日帰りで山岳サイクリングをします。自転車を担いだり、山道を走ったり、新入生に自転車の新たな楽しみ方を体感してもらいます。
5月 買い出し
自転車屋巡りをします。ここで山サイ、ツーリングに必要な道具を購入します。新入生は自分の愛車を手に入れることになります。
8月 夏ツーリング
夏休み中に2週間ほどツーリングに出かけます。4年間でいろんな所へ行くでしょう。
10月 集中合宿
OBの方と宿に1泊2日で泊まり、親睦を深めます。1日目、2日目は近くの山を山岳サイクリングします。秋も深まり紅葉が綺麗です。
12月 年越しラン
大晦日に山に登り、一泊して、翌日ご来光を拝みます。寒い中で鍋をみんなで囲みアツアツのメシを頂くのは最高です。下山してからは毎年きまって、蕎麦屋で年明け(?)蕎麦を食べます。
2月 春ツーリング
春休み中にツーリング2週間ほどツーリングに出かけます。寒いですが、その分温泉が極楽です。雪化粧の中をサイクリングすることもあります。
3月 追い出し合宿
卒業する先輩を「追い出す」合宿です。OBの方も集まり1泊2日で行います。卒業する前の先輩と最後に走れる機会でもあります。この合宿を終えると正式にWFRのOBとなります。

以上の予定の間に週末を使って、各個人が企画して山岳サイクリングを行います。

体験ラン常時受け付け中。
興味のある方は
WirFahrenRad*gmail.com(*を@に変更してください)まで